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最新のサイバーセキュリティ対策を!「JAPANSecuritySummit」とは?

「DX推進」や「ランサムウェア」というのをご存知でしょうか。

「DXってデジタルトランスフォーメーションのことでしょ。知ってるよ!」

素晴らしいですね。では、デジタルトランスフォーメーションとは何なのでしょう?また、なぜ今こんなにも騒がれているのでしょう?

「え、いや〜、それはちょっとわかりません・・・」

安心してください。ほとんどの方がこのようになるでしょう。そこで今回は、DXについての全体像と、DXに伴うリスク面を解説していきます。

DX推進 とは

DX推進とは、その名の通り「企業内におけるDX=デジタルトランスフォーメーションを推し進めること」を指します。

DXとは、「進化し続けるデジタルテクノロジーが人々の生活に影響を与え、日々の生活をあらゆる面で豊かに変えていく」という概念が提唱されているものです。平たく言うと「もっと最新技術を活用していこう」と言うものです。

ITとDXの違い

ここで比較されるのが「IT」です。ITもDXも「デジタル化」という部分で共通する点もあります。では、何が違うのでしょう。それは、最終的な「目的」です。

「IT化」がデジタル化によって業務効率化、コスト削減といった企業における「一部分」の変革をゴールとしているのに対し、DX化はより広義な組織全体の変革をゴールと据えているのです。

近年、多くの企業がDXの推進を図っていますが、その背景には「スマホの普及」「コロナ禍」「コロナに伴うリモートワークの増大」など社会の急激なデジタル化への対応といったものがあります。実は、経済産業省が「DX推進ガイドライン」なるものを公表するなど国を挙げての政策でもあるのです。

ランサムウェア 対策 について

これだけ世間で騒がれているDX推進ですが、DX推進の裏には恐るべき脅威も立ちはだかっています。それが「ランサムウェア」です。

「ランサムウェア」とは、PC(データ)を人質にとり仕事を妨害してその解放を条件に身代金を要求することを指します。人質=人間だけだと思っていたものが、「データ」と言う目には見えない人質が登場してしまったのです。

デジタル化に伴い大きな話題になっているのが「個人情報」「機密情報」などといった情報の漏洩に関してです。これらの情報は企業にとってのアキレス腱です。

近年では、ランサムウェアによる被害も増加してきており、早急な対策が必要とされています。

ランサムウェアに役立つセキュリティ対策

ランサムウェアに立ち向かうための対策はないのでしょうか。ここでは3つの対策をご紹介します。

対策1:ウィルス対策

対策の1つ目はウイルス対策です。ランサムウェアは、マルウェアを介してインストールされることも少なくありません。

マルウェアとは、簡単に言うと「ネットワーク内で悪さをするソフトウェア」です。このマルウェアが「メール」「Webアクセス」「コンピュータ内のファイル」などに潜んでいるのです。こういったウイルスを検知・駆除するためにもウイルス対策ソフトの導入をおすすめします。

対策2:不正PCの遮断

2つ目は、不正PCの遮断です。要するに、社内で管理対象になっていない外部からのPCアクセスを遮断します。実はこういったツールもあるのです。これにより社内PCのセキュリティ強化を図ることが可能です。

対策3:WEBフィルタリング

最後は、WEBフィルタリングです。これは内部、つまり社内PCからアクセスできるサイトをあらかじめ選定しておくと言うことです。これにより標的型攻撃の入口・出口になるWebサイトへの接続を防ぐことができます。

「JAPANSecuritySummit」について

ここまでお話ししてきた通り、DX推進はこれから企業が生き残る上で必要不可欠でありながら、一瞬で企業を潰すことができる脅威性も持ち合わせているのです。

そこで、今回注目したいのが「JAPANSecuritySummit」です。

セキュリティ面の課題を受け、2022年10月24日(月) ~ 11月6日(日)のおよそ2週間でセキュリティに関する約30コマのオンデマンド形式のセミナーが実施されるます。国を挙げてのイベントのため学びは非常に深いと思われます。皆さんもご検討してみてはいかがでしょうか。参加費用は無料だそうです。

最後に

DX推進と言うと前向きなイメージが先行しがちですが、リスクも伴います。このリスクに対してどのように対策を取れるかが今後の企業のあり方を決定づけるのかもしれません。